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退社から起業へ

サラリーマン時代の話

僕は2002年に大学を卒業し、
2016年に前職を退社するまでの
約14年間を会社員として働き、
いくつかの職場を経験しました。

専門学校のマーケティング職に始まり、
モバイル・コンテンツの企画運営、
ファッション系ブランドの広告営業、
情報漏洩対策サービスのマーケティング職
生活雑貨の輸入販売、
内容は様々です。

社会に出た当時、働くということに対して、
明確なビジョンを持っていなかったせいか、

何を基準に職業選択すればいいのか分からず、
今思えば、その場しのぎの決断を
重ねてきた気がします。

その結果、転職の度に仕事内容は変わり、 
一体どこに向かって走っているのか分からないまま、
 ただただガムシャラになっていました。 

元々、根が真面目で責任感が強い性格もあって
職場ではそれなりの評価を得ることもありました。
管理職としてチームをまとめる立場に立ったこともあります。

しかし同時に、達成困難な目標や
職場の人間関係に悩み、
働けば働くほど消耗していきました。 

二重人格的に仕事とプライベートを切り分けて、
仕事で溜まったストレスは
飲み屋で解消していました。

成功や幸せというものは
目の前にあることを一生懸命取り組んでいった先に
自ずと向こうから近づいて来るものだと
信じて疑わなかったものの、
状況は悪化するばかりです。

ただただSNSに溢れる他人の成功物語を眺めながら、
漠然とした憧れだけを募らせていました。

これが社会を生きることなんだと
自分に言い聞かせながらも
本音を言えば心は虚しさでいっぱいだったんです。

悲しくて、むなしくて、くやしくて
燃焼できていない自分に焦っていました。

なんのための仕事なのか?

自分のしていることは、
社会のために役に立っているんだろうか?
誰かの幸せに少しでも貢献できているのだろうか?

お金を稼ぐという文脈の他に、
本当は何かを成し遂げたかったんです。

社会にとって意義深いこと、

多くの人を笑顔に変えること

しかし、行動を起こしたくても、
その何かが見えていないので
最初の一歩目を踏み出すことが出来なかった。

そんな自分の中にある秘めた想いと
現実との乖離に苦しんでいた時、
様々な貴重な出会いがありました。そして4年間という歳月をかけて、
多くのことを学びました。

才能を活かす。
情熱を活かす。
社会を変える。
職業を創る。

今まで聞いたこともなかった言葉に
圧倒されつつも自然と心が踊る感覚を覚えました。

いかに自分の視野が狭かったか?
いかに自分の優先順位を下げてしまっていたか?
いかに自分の見ていた世界の外に、
別の世界が広がっていたか?
いかに自分の持っているものの中に、
可能性が詰まっていたか?

そのことに気づくことが出来ました。

創業への想い

これは私の個人的な体験です。
しかし、働き方改革が叫ばれる時代にあって、
同じように苦痛を感じている人達は
沢山いると思います。

皆一人ひとり持っているものは違うはずなのに、
そこに気づかず職業を選択し、
結果として多くのミスマッチを目にします。
それは本当にもったいないことです。

働くことは、本来自分の夢やこだわりを成し遂げるために、
情熱を注いで取り組むべきことのはずです。

働くことは苦痛ではなく、
喜びに満ちていなければいけないと思います。

自身のアイデンティティーを
働くことを通して体現できれば、
どんなに社会は豊かなものになるでしょう。

僕は、一人でも多くの人が社会貢献を通して
魅力的に輝いて欲しいと思っています。

自分の仕事に誇りを持ち、
得意気に話す大人を増やしたいと思っています。

「働くことは面白い」という大人が増え、
その輝く姿を見た子供が
社会に出ることに希望を感じる、
そんな世界を創りたいと思っています。

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