顧客目線で考える
宮城県富谷市にTOMI+という創業支援施設があります。
未来を担う産業をここから創出しようと、数年前に行政が中心となって作った施設です。
ここには将来に向け、挑戦に燃える市民の方が集まり
明日の準備に向けて取り組んでいます。
去る12月、そのTOMI+さんに呼んでいただき、
セミナー講師をつとめさせていただきました!
題目は「事例に学ぶマーケティング・セミナー」。
時間も限られていたため、ここでは基本概念に絞って解説させていただきました。
その中で特に時間を割いて説明したのが、「顧客目線になる」ことの重要性です。
どんなビジネスにも当てはまりますが、自分のサービスを最も評価してくれる人を選ぶことは基本中の基本です。
漠然と対象をとらえるのではなく、その人のライフスタイルを細かく描く。
サービスの作り手さんはどうしても自分本位になりがちです。
これは自分含めてですが(汗)
判断は自分ではなく、常に相手の立場で考えたいですよね。
そして、迷った時は、顧客像に立ち返る。
そのためにも事前に整理しておきたいポイントは、ターゲットの悩み、欲求を具体的に描くということです。
そしてリストアップされた悩みをテーマごとに更に分解し、悩み、欲求、不安、問題、課題に整理する。
ターゲットが抱いている気持ち・感情を類推することが先で
それらの感情に、どう商品・サービスを関与させていくか?が後です。
ちなみにサービス開始時に、設定した顧客像がいきなり100点満点を取ることは難しいです。
あくまで仮説なので。
だから、自分の仮説が正しかったかを定期的にチェックし、アップデートすることが重要ですね。
是非試してみてください。
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