変わる時期を決めよう!
39歳の頃、7年間勤務した職場を退社し
自分でやる道を選びました。
ただ、いざ辞職の意向を伝える段階になると、
やはり怖気付いてしまった記憶があります。
会社の冠を取っ払い、
自立した働き方に憧れを持っていたものの、
急に現実的になってしまって、
足がすくんで一歩目を踏み出せなかった。
職場での責任
自分が担当していた業務
去った後の会社の心配
辞めた後の経済的な不安
考え出したらキリがありません。
新しい人生を歩む事が、自分にとって正しい選択であることは理解していたものの、そのタイミングを決めきれていなかったんです。
そんな折、すでに独立していた友人にこんなことを言われました。
「変わる時期を決めよう。」
未来のことは不確実で、それに対して判断を下すのは怖い…
人は頭で理解していることでも、決断できていなければ、
ズルズルと先延ばしにしてしまう生き物です。
楽しそう!やってみたい!なりたい!
人の興味や関心というのは実は本能的なもので
理性はその後につづくものなんですね。
時間が経てばたつほど理性が作動し、論理的な整合性を見出そうとする。
しかし、どれだけシミュレーションしたって
結局のところやってみなければ分からない。
であれば、理性によって行動にブレーキをかけるのではなく
自分の決断が正しいと信じられるうちにまず行動を起こし、
それを如何に効率的に進めるかを理性を以って考えた方が
よっぽど生産性が上がるというものです。
「できるかどうか」ではなく、「やりたいかどうか」
いつかは絶対に起こりません。
期日を振る。
変わることを決断する。
シンプルですが、期限を決めるとそれまで停滞していたものが
一気に流れ始めるわけです。
そのことを身をもって体験しました。
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